伊勢原市ではこのほど、防犯灯の維持管理業務を事業者に委託する「ESCO(エスコ)事業」を導入した。11月1日からは市内に設置してある蛍光灯型の防犯灯をLED灯に交換する作業が進められており、来年3月までに全ての防犯灯がLED化される予定。
「ESCO事業」とは、市と契約した事業者がLED防犯灯に交換するための事前調査、設計・施工、契約後10年間にわたる維持管理業務を行うもの。全国的にも導入が進んでおり、近隣では厚木市も同時期に導入している。
市内にある防犯灯は7400灯。これまで自治会などにより維持管理され、蛍光灯が切れた際や新しく設置する際にはLED灯に変えて設置が行われてきた。
市交通防犯対策課によると、事業導入後に交換対象となる約5400灯のうち、11月19日時点で1818カ所が完了。また、約100灯が新たに設置される予定だという。
ESCOのメリット
事業の導入により、市が負担する電気料がおよそ50%削減されることに加え、維持管理費を効率的に削減することができ、自治会の負担も解消できるとされている。従来年間約4520万円かかっていた費用は導入後3660万円となる見込みで、約860万円の経費削減が期待される。
また、全ての防犯灯の横には、通し番号が書かれた管理プレートが新たに設けられ、地域住民が電気の異変に気付いた際、番号で簡単に知らせることができるようになる。
同課では、「交換が完了した地域の住民からは、夜道が明るくなって見通しが良くなったという声も聞かれています。来年3月までに全て完了する予定です」と話す。
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