第27回「大山とうふまつり」が3月18日(土)・19日(日)、大山地区の市営第二駐車場「とうふ広場」を中心に開催される。名物「大山とうふ」をテーマに、当日は大山の参加店25店舗以上で割引などのサービスが受けられる。
大山と豆腐の歴史は古く、江戸時代までさかのぼる。当時、大山信仰を勧める御師(先導師)たちにより、多くの信徒で賑わいを見せた大山。御師たちの食べていた精進料理(豆腐料理)が広まったという。その背景には豆腐の製造・保存に適した良質の水があったことや、御師たちが行う差配札や日侍行事などの謝礼として集まった大豆等の原材料が豊富にあったことなどが挙げられる。
とうふまつりは、そんな「大山とうふ」をよりPRするために1991年に大山の若手商業者有志により始まったもの。名物となっている直径4mもの大鍋「仙人鍋」で作り、振る舞われる湯豆腐は、毎年長蛇の列ができるほどの人気。
当日は、豆腐の恵みに感謝しながら健康を祈願する「とうふ感謝祭」に始まり、湯豆腐の振る舞いはもちろん、椀子豆腐早喰い大会、手造り豆腐体験、ライブコンサートなどが行われるほか、こま参道をはじめとした大山地区の旅館や土産店など28店舗で割引やプレゼントなどを実施。また恒例の達人たちのパフォーマンスが楽しめる食談も行われる(蓬生亭・夢心亭/どちらも19日)。
主なイベントの日時は以下。▽仙人鍋/18日午前10時半・午後3時半、19日午前10時15分・午後2時▽椀子豆腐早喰い大会/18日午後12時半、19日正午(両日午前10時半から参加抽選券を配布。開始30分前から抽選)▽手造り豆腐体験(各日100人)/18日午前11時半〜、19日午前11時〜、▽ライブコンサート/18日午後2時半〜(ツーワンセルフ)、19日午後1時半〜(竹内拓也)
また当日は大山小学校を無料駐車場として開放。とうふ広場までシャトルバス(100円)が運行される。
亡きメンバーの遺志を継いで
15回から昨年の26回大会まで、20回大会を除く11回で実行委員長を務め、中心メンバーとして立ち上げから関わっていた相原直樹さんが昨年10月に他界した。相原さんは体調を崩してからも、とうふまつりを気にかけ、まつりだけは続けてほしいと話していたという。現在6人となった実行委員会(小川恵巳実行委員長)では遺志を継いで祭りの準備を開始。「今年もやります。ぜひ大山に遊びにきてください」と実行委員会では話した。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
伊勢原版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>