市内日向の「曹洞宗 雨降山 石雲寺」(清水義仙住職)で5月6日、本堂耐震工事の見学会が行われた。
この工事は、同寺が来年開創1300年を迎えることを記念して昨年11月から行われているもの。本堂全体をジャッキで持ち上げ、そのすき間に枕木を積み上げる「あげ舞い」という珍しい工法で行われており、それにより歴史ある現在の本堂のかたちを残すことができる。約2メートルの高さに持ち上げられた本堂の様子を、より多くの人に見てもらおうと、今回の見学会が実施された。
当日は、およそ60人が参加。施工担当者から工事についての説明や、清水住職から石雲寺の歴史などの説明を受けた後、ヘルメットを装着して本堂の下に入り、工事の様子を見学した。歴史ある建物の貴重な工事現場を間近で見た参加者たちは、立派な柱や屋根に感動。積極的に質問する姿や記念に写真撮影する姿が見られた。
参加した藤川幸子さんは「めったにない様子を間近で見ることができ、貴重な体験ができました。完成が楽しみです」と話した。
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