花ショウブの名所として親しまれている市内小稲葉の「いせはらあやめの里」。恒例だった「あやめまつり」は2015年から中止になり、里自体が今年で廃止となる。現在規模が縮小した畑に残されたあやめは、静かに最後の見頃を迎えようとしている。
同所は、県内でも有数の花ショウブの名所として知られ、かながわ花の名所100選にも選ばれている。
1985年に、国の減反政策の一環として地元農家が米作に代わり花ショウブを育てたことが始まりで、最盛期には200種類1万株以上の花が、県内外から訪れる多くの人を楽しませてきた。
廃止が決定したのは、2015年2月。手入れをする農家の高齢化と担い手不足、事業を支援してきた市の財政難が重なり、協議の末、まつりだけでなく里自体も廃止することになった。
現在は手入れをする農家が減少。土地もほとんどが地権者に返還され、残されたのはわずか1反ほどとなった。今年は天候が影響し、花の成長は少し遅めで、見頃は6月中旬の予想。
今も手入れを続ける柏木茂美さんは、「まだつぼみも少ない状態だが、6月になれば咲き始めます。最後のあやめをぜひ見に来てください」と話す。
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