「伊勢原生まれみかんのお酒」のラベルをデザインした 大澤 守門さん 東大竹在住 47歳
デザインで街を発信する
○…「自分のデザインが地元のお店に並ぶ。ちょっと恥ずかしい。でも、みんなで作り上げたものが見てもらえる嬉しさもあります」。6月7日から伊勢原小売酒商組合加盟店で販売されたリキュール『伊勢原生まれ・みかんのお酒』のラベルをボランティアでデザインした。「食卓に置かれた絵を考え、ほのぼのとした伊勢原の雰囲気を感じてもらえるデザインをイメージしました」と話す。
○…北海道寿都町生まれ。牧師の父を持ち、7歳で札幌へ。小学生の頃はリトルリーグ、高校ではバンド活動など、活発な青春時代を過ごす。高校卒業後は語学学校を経て、アメリカのポートランドコミュニティカレッジへ進学。「何か得たい」という強い思いから、出会ったのがグラフィックデザインだった。帰国後は札幌のデザイン事務所へ。上京するまで、ガムシャラに働いたここでの経験は今も人生の宝物。「いろいろなことを教わり、今も交流があります」という。26歳で都内のデザイン会社(株)グラフィスに転職。結婚を機に、奥さんに縁ある伊勢原へ。
○…「住みだしてから15年近くは、家と駅の往復だけ。何も伊勢原のことは知らなかった」と当時を振り返る。5年ほど前に同社の代表取締役に就任したことをきっかけに、仕事のフィールドを伊勢原にもシフトした。市内企業のポスターや看板などを制作。次第に地域で活動することも増え、伊勢原中学校のPTA会長も務めた。活動の中で「いせはら樂市樂座」にも参加。ボランティアとして街おこしに関わるように。「伊勢原は懐も深く温かい。街中で声を掛けあえる良い街」と笑顔で話す。
○…自分の仕事が「街の変わるきっかけ」になればと全力投球。これからも依頼があれば協力したいという。休日は市内の飲食店を巡って食事をすることでリフレッシュ。「やっと『伊勢原の守門です』と言ってもいいかなと思えるようになりました」と微笑んだ。
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