前高森公民館で11月14日、「梵天」作りが行われた。これは、江戸後期から昭和の中ごろまで約100年にわたり行われてきた大山講「大幣講」が、大山詣りの際に奉納する祭祀具「梵天」を作ろうと企画されたもの。梵天は修験道の御幣のことを言い、神前にお祓いをささげるのが大切な信仰表現とされていた。
同地区の老人会有志が昔ながらの伝統を地域の人々に紹介しようと57年ぶりに復活のために立ち上がった今回の梵天づくり。
この日は長さ約50センチの竹串の先に、紙の注連を挟んだお祓い80本と、2メート超の青竹に稲わらを巻きつけた「大幣」に挿す作業を2時間かけて行った。 当時の資料と、記憶を辿りながら作っていった同会の萩原博文さんは「107回続いた大幣講をまず地域の人に知ってもらおうと企画した。準備など大変だがこれを機にまた復活してくれたらうれしい」と話していた。梵天は前高森鎮座八幡神社に納められ、正月に観ることができるという。
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