真剣に講師の話に耳を傾けていた生徒たち
伊勢原中学校（長塚繁昭校長）で11月17日、地域の職業人から「仕事」について学ぶ「ふれあい講演会」が同校１年生を対象に行われた。
この講演会は自らの将来の進路を考える手立てとして地域の職業人から話を聞くことで、働くことの意義や職業に対する視野を広げてもらおうと行われているもの。講師として伊勢原ロータリークラブ（井戸川秀治会長）が10年以上に渡り協力している。
今年は不動産、農業、法律、警察、医療、福祉、スポーツなどさまざまな分野の職業人が講師として参加。14の会場で授業が行われた。各教室では各講師たちはそれぞれの仕事について「なぜその仕事に就いたのか」「どのような仕事内容なのか」など、映像やプリントなどを使用して解説。生徒たちはメモを取りながら真剣な面持ちで講師の話に聞き入っていた。講演会で聞いた内容はクラス報告会を行い、生徒が全講座の内容を共有するという。
伊勢原ＲＣの東学さんは「いろいろな仕事があることを中学生という今の年齢で知ってもらえれば、将来の選択肢が広がる。今後も協力していきたい」と話していた。
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