1877(明治10)年11月に上粕屋で殉職した祝井盛武3等巡査の慰霊祭が11月19日、事件現場の跡地(上粕屋1758)で執り行われた。
この日は岩田雅明勢原警察署長をはじめ同署署員や関係者、鵜川家から鵜川四郎さん(86歳)も参列し、一人ひとり慰霊碑に手を合わせていた。
事件は、1887年11月19日、上粕屋の旅籠屋「紙屋」で発生した。当時離れに下宿していた犯人が紙屋の娘に求婚を断られ逆上。通報を受け駆けつけた祝井巡査は日本刀を構えていた犯人の手元に果敢に飛び込み、重症を負いながら日本刀は奪うも、隠し持っていた短刀で数カ所刺され力尽きた。享年29歳。
鵜川家は祝井巡査を命の恩人として慰霊碑を立て供養。紙屋はすでに廃業したが、子孫の鵜川家が四代にわたり供養を続けているという。岩田署長は署員らを前に、故祝井巡査の勇気を称えるとともに犯罪への対決姿勢を訴えていた。
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