1月1日付で伊勢原市観光協会事務局長に就任した 志村 功さん 伊勢原市出身 62歳
おもてなしの心で
○…「観光が大好きで、おもてなしするのも大好き。伊勢原は、大山はもちろんのこと、それ以外にもたくさん観光の潜在能力がある。その魅力を皆に伝えていきたい」。市内の観光振興のため観光客の誘致や観光業の促進を担う観光協会。前任が辞任して約1年、空席だった事務局長の職に白羽の矢が立った。
○…「伊勢原が好きだから、身近で人の役に立つ仕事に就きたかった」と大学卒業後、伊勢原市役所に入職。税金、保健福祉、広報などの部署を歴任し、中でも2011年から4年間在籍した経済部での経験が「観光に関心を持つ原点になった」と振り返る。平成大山講プロジェクトの立ち上げやミシュランガイド調査団の案内、さらに観光協会の一般社団法人化にも携わり、伊勢原の観光の変貌期を支えてきた。「大きく変わった時でおもしろかった。この経験が今回に繋がったのでは」と微笑んだ。
○…登山が趣味。高校時代は山岳部に所属し、丹沢を活動拠点にしていた。入職後も仲間と「山を楽しむ会」を結成し、市役所を退職した今でも大山、丹沢、北アルプス登山を楽しんでいるという。登山のための体力作りは自転車通勤で十分だ。結婚を機に30歳で居を構えた東海大学前駅から、片道30分の道のりを自転車で通勤している。「風を切って走り、季節の移ろいを感じられるのがいい。朝日を浴びた大山は最高」と楽しそうに話す。
○…今の楽しみは2歳の孫と遊ぶこと。「先日弘法山へ登った。これからいろんな山に登る約束をしてくれた」と嬉しそうに目を細める。自身も同じ歳の頃に春の大山に上り、山頂の雪に感動したことを鮮明に覚えているという。「観光客誘致には『また来たい』と思ってもらう感動が大事。協会へ期待する声にも応えたい。やりたいことはたくさんある。根が目立ちたがり屋なんで」と謙遜するが意気込みは十二分に伝わってきた。
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