伊勢原版 掲載号:2018年3月9日号
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煩悩断ち、心願成就を 大山寺で五壇護摩法要

文化

一斉に炎が上がり本殿は幻想的な雰囲気に
一斉に炎が上がり本殿は幻想的な雰囲気に
 雨降山大山寺で2月28日、五壇護摩法要が執り行われた。

 関東三十六不動の霊場のひとつである大山寺。同寺の五壇護摩は古来天皇家や貴族の大事にのみ行われてきた修法で、毎年2月28日に執り行われている。5つの壇で焚かれる同寺の護摩壇は、全国的にも珍しく、本堂内に置かれた護摩壇から燃え上がる炎は、煩悩を絶ち災いを払うと言われ、毎年市内外はもちろん、海外からも多くの観光客の姿が見られる。

 この日は午前と午後の2回の法要に500人を越える人々が参列。僧侶が読経を唱えながら護摩木をくべると炎が徐々に大きくなり、1mほどの火柱が5つの壇から一斉に立ち上がった。

 本殿に燃え盛る炎と太鼓の音、僧侶たちの読経が響き渡り幻想的な雰囲気に包まれる中、参列者たちはお経を唱えながら手を合わせ心願成就を祈っていた。

 横浜から訪れた40代の男性は「友人に聞いて初めて来た。迫力があって霊験あらたかな気持ちになった。厄が取れて今年1年良い年になりそう」と笑顔で話していた。

大山寺の歴史

 大山寺は奈良の東大寺を開いた良弁僧正が天平勝宝7(755)年に開山。後に弘法大師が大山寺第三世となり数々の霊所を開き大山七不思議と称される霊所信仰を確立した。

 また明治初年の廃仏毀釈により現阿夫利神社下社のある場所から現在の場所に移転している。

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