第16回スポーツ吹矢・神奈川県大会が5月25日にひらつかサン・ライフアリーナ(平塚市)で開催され、神奈川県スポーツ吹矢協会伊勢原支部(石沢孝会長・37人)の鈴木敬二さん(66歳)と鶴巻ふみ子さん(65歳)が揃って優勝。11月に隅田体育館(東京都)で開催される全日本スポーツ吹矢選手権大会への出場を決めた。
スポーツ吹矢は33cm四方のウレタン製の四角の中に設けられた円形の的をめがけ、カーボングラスファイバー製などの筒から息を使って矢を放ち、当たった場所の点数で競うスポーツで1998年に日本で生まれた。同支部によれば、腹式呼吸と胸式呼吸を合わせた「スポーツ吹矢式呼吸法」は、動脈硬化や高血圧の予防などの健康効果につながり、健康寿命の増進に期待が寄せられている。年齢を問わず手軽に始められることなどから近年人気を博し、県内で約3千人が楽しんでいるという。
スポーツ吹矢・神奈川県大会には男女合わせて587人が参加。8m男女、10m男女の個人戦と団体戦の5種目が競われた。
伊勢原支部からは20人が出場。鈴木敬二さんが個人10m男子の部、鶴巻ふみ子さんが同8m女子の部で優勝した。
個人戦は1ラウンド(7点満点)で5回吹き、6ラウンドの合計点(210点満点)で競われる。鈴木さんが196点で2位に2点差、鶴巻さんが198点で2位に4点差をつけ、揃って頂点に立った。これにより11月に隅田体育館(東京都)で開かれる全日本選手権大会への出場権を手にした。
鈴木さんは「予選は体調が悪かったが、逆に力が抜けて良い結果になったのかもしれない。全日本ではまず予選を突破したい」と話した。スポーツ吹矢歴11年の鈴木さんは過去2回全日本選手権に出場。3度目の全日本選手権で初の予選突破を目指す。
鶴巻さんは「たくさん練習した甲斐があった、優勝できてとてもうれしい。全日本ではとにかく頑張りたい」と意気込む。スポーツ吹矢歴4年の鶴巻さん。初の全日本選手権に向け、気合十分の様子を見せていた。
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