県商工会青年部連合会の主張大会で優勝し、9月の関東大会に出場する 柳内 春さん 日向在住 32歳
仲間に感謝
○…「勝つことが目標ではなく、良い主張がしたかった。それが認められてうれしい」。日々の商工会青年部活動から得られた成果や意見を発表する「主張大会」で、県内の各ブロックを勝ち抜いた9人の中から優勝。9月に都内で行われる関東大会へ出場する。「これまでと同じ。しっかりと良い主張をしていきたい」と力強く話す。
○…東京都立川生まれ。小学校でバスケ、中・高はラグビーとスポーツ一色。専門学校卒業後に家業を手伝っていると、祖父がオーナーを務める日向の「クアハウス山小屋」に誘われ、25歳で伊勢原へやってきた。子どもの頃から何度も来ていた伊勢原、住んでみた最初の印象は「何もない」だったと笑う。日向のほぼ一番上に位置するお店。「遠くからわざわざ来てくれる方が大半です。少しでも喜んでほしい」とメニューの見直しから、送迎サービスなど、お店作りにも気合が入る。「美味しかったの声が嬉しい。何もなく、自然豊かでゆったりできるのが日向の魅力です」と微笑んだ。
○…友人に誘われ28歳で青年部へ。「多くの仲間はもちろん、仕事ではできない経験をすることができた」と青年部の魅力を話す。主張大会では、ここで得た「人との繋がりの大切さ」を精一杯に発表。「自分にとって伊勢原は第二の故郷です」と笑顔で話した。
○…趣味はギターと歌うこと。18歳でバンドをはじめ、ギターの魅力にはまったという。これまでにも大納涼まつりや大宝寺・地蔵盆などで歌声を披露。夏を迎え、お店も書き入れ時。その合間を縫って原稿の読み込みを進める。原稿作りから練習、大会当日も多くの仲間が駆けつけてくれた。「みんなの協力があってこそ。自分以上に喜んでくれる仲間に感謝しています」と笑顔が溢れる。
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2022年5月13日号