神奈川県警は11月28日、バスが横断歩道上で停車するなどの危険なバス停留所が県内に84カ所あることを発表した。危険度は高い順にABCの3段階。最も危険なA判定は県内に9カ所あり、伊勢原市内にはA判定はなかったがB判定が4カ所、C判定が1カ所あることが分かった。
今回の危険度調査は、8月に横浜市内で発生した小学生の交通死亡事故を受けて県警が実施したもの。事故直後から県内すべてのバス停留所を調査したところ、事故現場と同様にバスが横断歩道の上で停車するなどの危険な停留所が87カ所見つかった。
県警は交通量や児童の通行状況など、危険度を判定する上で目安となる15の『指定項目』を点数化し危険度を3段階に分類。事故後に停留所を移設するなどした3カ所を除いた84カ所で危険度を判定し結果を公表した。
危険度Aは指定項目が平均以上で、停車したバスが横断歩道を全部ふさぎ、横断歩道を利用する児童数が84カ所の平均以上。さらに過去3年以内に停車したバスが原因で人身事故が発生した停留所などとした。
危険度Bは指定項目の合計が平均以上。平均以下の停留所を危険度Cとした。
市内はBC判定
伊勢原市内で危険カ所に判定されたバス停留所は全部で5カ所。「高森4丁目」(高森4の10)、「東京農大伊勢原農場前」(三ノ宮1499)、「菊屋前」(子易462)「諏訪坂下」(日向536)の4カ所がB判定。「あたご滝」(大山422)がC判定で、A判定はなかった。
今後の対応について県警は「バス会社、道路管理者と現地診断を行いバス停の移動や横断歩道の移設などを含めた対策を検討し対処していく」と話している。
現在当該バス停留所には事故防止のため、バスが発車した後安全を確認してから横断歩道を渡るようバス会社からの注意喚起が掲示されている。
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