市立大田小学校(佐野智子校長)で始業式の1月8日、全校生徒で制作した折り鶴の作品「ピースオリヅル」の完成披露が行われた。これはオリンピック休戦を呼び掛ける「TOKYO2020参画プログラム」のひとつ。作品は2020年の東京オリンピック・パラリンピック閉会まで校内に展示される予定。
ピースオリヅルは(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が(公財)日本ユニセフ協会、UNICEF(国際児童基金)と協力し、折り鶴による「オリンピック休戦」を呼び掛けるプログラム。
同校では、今年9月の委員会活動でいじめ防止について考え、今回のピースオリヅル活動を知り、全校で平和について考え仲良く学校生活が過ごせるようにと、全校での取り組みを決めた。計画委員会が主体となりデザイン等を考え、児童たちが折り鶴を制作。デザインに合わせて折り鶴を張り合わせこのほど完成した。
完成した作品は縦90cm×横1・8m、折り鶴約800羽を使い、大田の文字と地元の名所である渋田川の芝桜を表現したもの。全校生徒が作った折り鶴には一羽一羽に平和への願いを込めて手書きの文字が記されている。
8日の始業式で完成作品が全校生徒に披露された。同委員会の赤坂菜乃葉さん(6年)は「ピースオリヅルを企画したときは成功するか不安でしたが、成功して良かった。いじめのない学校・社会をみんなでつくっていきます」と感想を話した。
作品は2020年9月のTOKYOパラリンピックの閉会まで校内に飾られ地域や保護者らに活動を広めるほか、メッセージを込めて「PEACE ORIZURU School」特設サイトに投稿する予定。同校の佐野校長は「おおたっ子と教職員で、笑顔いっぱいの学校にしていきます」と笑顔で話す。
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