神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
伊勢原版 公開:2019年2月1日 エリアトップへ

救急出動が過去最多 半数以上は高齢者の搬送

社会

公開:2019年2月1日

  • X
  • LINE
  • hatena

 伊勢原市消防本部は1月21日、2018年の火災・救急出動件数を発表した。火災出動は昨年より1件減ったが救急出動件数が5000件を超え10年連続で過去最多を更新したことが分かった。

 今回発表されたのは2018年の1月1日から12月31日までのもので伊勢原市消防本部が火災と救急で出動した件数。救急出動は前年比420件増の5165件となり過去最多を更新した。

 種類ごとの件数は「急病」による出動が3587件でもっとも多く、次に「一般負傷」が784件、「交通事故」が395件となった。搬送人員の内訳は重症が427人、中等症が2045人、軽傷が2270人だった。

 市消防本部は7月に1カ月の出動が500件を超えたことなどから「記録的な猛暑による熱中症(疑い含む)で搬送された傷病者が増加したことが要因の一つ」と分析。近年市では65歳以上の高齢者の救急搬送が全体の半数以上を占めており、熱中症などの理由から高齢者の搬送件数も前年比242件増で過去最高の2810件となった。2011年に4000件、昨年5000件を超えたことに同本部は「高齢者のみの世帯の増加により、自力で病院に行けない高齢者が増えているのも要因の一つ」と話した。

 市消防では常時3台の救急車が稼働。昨年は予備用の1台も含めて4台の救急車が出動することもあった。搬送人員の約47%が軽症であり、タクシー代わりなどの救急要請も見られることから同本部は「救急出動件数の増加は現場到達時間の遅れにつながる。救える命を救うためにも救急車の適性利用をお願いしたい」と呼び掛けている。

火災件数は

 2018年の火災件数は前年比1件減の32件となった。内訳は「建物火災」が最も多く15件、次いで枯草などが燃える「その他の火災」が12件だった。火災の主な発生原因はたばこが2件、たき火が8件、コンロが4件、放火・放火の疑いが3件となっている。

 同本部では「たき火の不始末やコンロの取り扱いなどちょっとした不注意で火災が発生している。火を取り扱う時はその場を離れないようにし、火を消してから次の行動に移って欲しい」と話す。またすでに義務化されている住宅用火災警報器の設置や、設置後10年を目安に交換することも併せて呼び掛けている。

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

伊勢原版のトップニュース最新6

受粉作業佳境に

伊勢原産ナシ

受粉作業佳境に

市内農家で

4月19日

車いす「だからこそ」

葉月流宗家

車いす「だからこそ」

日本舞踊で自己表現を

4月19日

体力合計点 県上回る

伊勢原市

体力合計点 県上回る

「規則正しい生活習慣を」

4月12日

草木類を分別収集

伊勢原市

草木類を分別収集

ごみの減量化・資源化へ

4月12日

229人が人事異動

伊勢原市

229人が人事異動

部長級女性職員は20.5%

4月5日

38年ぶり「竿頭綬」受章

伊勢原市消防

38年ぶり「竿頭綬」受章

消防庁長官表彰で

4月5日

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

  • 1月26日0:00更新

伊勢原版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook