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伊勢原版 公開:2019年5月1日 エリアトップへ

改元記念特別企画 飛躍の「令和」新時代 高山市長にインタビュー

政治

公開:2019年5月1日

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インタビューに応じる高山松太郎市長=市長執務室で写す
インタビューに応じる高山松太郎市長=市長執務室で写す

 本日5月1日、新元号「令和」時代が幕を開けた。本紙では改元を記念して高山松太郎伊勢原市長に、インタビューを実施。平成の伊勢原の振り返りや、高山市長が考える「伊勢原の誇り」や「伊勢原らしさ」、将来の都市像などをうかがった。(聞き手/本紙・編集長 鳥海靖史、撮影/淀縄勲)

──新元号の発表時、市長はどのようにして過ごしていましたか。また、「令和」と分かったときの率直な感想を教えてください。

 「当日は、職員の辞令交付式であわただしく過ごしていました。『令和』と分かった瞬間は、部首の書き出しが左払いからはじまる漢字であること、そして、『れいわ』という響きにも意外性を感じましたが、すぐにその意外性がこれまでにない新鮮味となり、新たな時代の到来をあらためて意識したのが実感です」

──平成の伊勢原を振り返って、どのような時代でしたか。

 「平成は、日本にとって平和な時代であった一方、バブル崩壊やリーマンショック、大規模災害など、極めて困難な経験をした時代でもありました。

 本市においても、一時期大変厳しい財政状況に陥りましたが、市民の皆様のご理解とご協力を賜りまして、着実に財政を立て直しつつあります。

 また、この時代、多くの公共施設の建設など社会基盤が整い、近年では、本市が誇る大山を活かした神奈川県の第4の観光の核づくりや『日本遺産』の認定を受け、観光都市としての可能性が広がりました。

 さらに、新東名高速道路などの建設を契機に産業基盤の整備を進めるなど、新たな『令和』の時代の飛躍につなげることができたものと考えています」

発展に向けた変革期令和元年度 伊勢原大山IC開通

──市長が考える「伊勢原の誇り」や「伊勢原らしさ」とはどのようなものでしょうか。

 「伊勢原には、大山・日向・比々多を中心とした豊かな自然資源をはじめ、由緒ある社寺や文化財など多くの歴史資源、火祭薪能や伊勢原観光道灌まつり等の文化資源、フルーツの郷といわれる特産資源、また、渋田川河畔の芝桜、日向の彼岸花など花の名勝といった数多くの資源があります。いずれも長い歴史に培われた『本物の良さ』をもつ貴重な資源であり、伊勢原の誇りであると考えています。

 歴史と文化財の宝庫であり、山や田園などの自然と街並みとの調和がとれたまち、そして、何より、いせはら芸術花火大会に代表されるように、市民が主体となって地域を盛り上げようとする風土に満ちたまち、これが伊勢原らしさだと考えています」

──今年度には新東名の伊勢原大山インターチェンジの開通、来年には東京オリンピック・パラリンピックも控えています。令和の新時代、伊勢原をどのような都市にしていきたいですか。

 「この令和元年度に、伊勢原大山インターチェンジが開通予定となり、 非常に幸先の良いスタートとなります。

 新たな人や物の流れを生み出すインターチェンジの開通や、オリンピック・パラリンピックの開催といった千載一遇のこのタイミングに、産業や観光のほか、暮らしやすいまちづくりの取組を通じて本市の魅力を発信し、多くの皆様が伊勢原に訪れ、住み、働き、学び、住み続けたいと思っていただけるまちづくりを目指してまいります」

──最後に、市民に向けてメッセージをお願いします。

 「改元という節目の年を市民の皆様と迎えることができ大変嬉しく思います。

 今、伊勢原は、更なる発展に向けた大きな変革期にあり、再来年3月には市制施行50周年を迎えるなど、まちづくりは新たなステージに入ります。

 こうした時代に全ての市民の皆様と共に、豊かな自然と歴史に包まれた伊勢原のまちに一層磨きをかけ、一人一人が幸せを実感しながら、明るい未来を切り拓いてまいりたいと思います。

 皆様方と力を合わせ、共に新たな時代『令和』を歩んでまいりたいと思いますので、引き続きご協力を賜りたくお願い申し上げます」

大山詣りの日本遺産認定を報じる本紙(2016年5月)
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伊勢原のまちづくりについて語る高山市長
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工事が進む伊勢原大山インターチェンジ周辺(写真提供:NEXCO中日本)
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