市内池端の伊勢原白百合幼稚園(長塚恵美理事長)で6月6日から8日までの3日間、ホタル観賞会が開かれた。期間中は幻想的なゲンジボタルの光を一目見ようと、同園の園児と保護者、卒園生や地域住民などおよそ1000人が訪れた。
この観賞会は、同園の自然環境教育の一環として行われ今年で12年目。地域住民にも広く開放され、初夏の風物詩として定着している。
同園の園庭にあるビオトープは、併設の太陽光発電システム「おひさま発電所」で作った電気で地下水をくみ上げて小川に流している。自然に近い形で全長50mの水路を整え、ホタルの育つ環境を再現。期間中は午後7時30分を過ぎるとホタルが一斉に飛び始め、幻想的な風景に。来場者たちは思い思いに観賞した。
長塚理事長は「参加した子どもたちには、ホタルがきれいだったなという気持ちを思い出としていつまでも残してもらえたらうれしい」と話した。
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