1列に並んで苗を植える参加者
東海大学付属本田記念幼稚園（庄司暢道園長）の園児とその保護者ら約１２０人が６月８日、市内粟窪の田んぼで田植え体験を行った。
これは、同園が食育の一環で、10年以上前から地域の農家の協力のもと毎年行っている催し。
この日は地元農家の有志による指導を受け、参加者は泥だらけになりながら皆、慣れない手つきでもち米の苗を一つひとつ丁寧に植えていった。初めて参加した未就園児は、田んぼの泥の感触に戸惑いながら「足が抜けない、冷たい」「もっと植える」など満面の笑みを浮かべて田植えを楽しんでいた。
同園によると、今後は秋に稲の収穫を体験し、年末には収穫したもち米を使って餅つきが行われる予定だという。
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