「Cheer up Do-kann『道灌 応援歌』」を作り、7月19日の太田道灌の集いで披露した 清水 道也さん 上粕屋在住 66歳
「好きなことには真直ぐ」
○…太田道灌公を多くの人に知ってもらおうと、伊勢原手作り甲冑隊のメンバーで結成した甲冑隊バンド「Do―kann」のリーダー。バンド名は、英語の「やる」の意味のDOと、ドイツ語で「出来る」の意味のkannが由来だ。「シニアでもやればできるという想いを込めた。曲は、道灌公の生きざまが、私たちへの応援歌になると思って作った」と想いを明かす。
○…生まれも育ちも伊勢原。高校まで地元で過ごし、子どもの頃からの夢だった船乗りを目指して、全寮制の東京商船大学に。卒業後は、物流会社に就職。東京、シカゴ、サンフランシスコなどの国内外の生活を経て、5年前に伊勢原に戻った。「海外で仕事がしたかった。当時は憧れだったから」と振り返る。人生を左右する出来事が25歳の時に。チリから帰国の途中、大しけに遭遇し、命の危機を体験した。「経験も浅く、パニックになっていたが、苦しい時こそ少しの余裕を持つことが必要なことを、先輩から教わった。それ以来、常に余裕を持つことを心掛けている」と話す。
○…「人のためになれば」と、趣味の音楽で高齢者施設の慰問を行っていたことから、まちおこしの役に立てるならと、誘われて3年前に甲冑隊に入会。昨年末に甲冑隊バンドを結成した。先月行われた道灌の集いで披露する曲を、1カ月掛かって制作。「幼い頃に首塚で遊んでいて、道灌公に馴染みがあった。初めての曲作りだけど、満足しているよ」と笑う。
○…現在、10年ほど前から始めた登山で頭がいっぱいだ。9月には米国本土で最高峰のホイットニー山への登山を計画中。2年前にはキリマンジャロ登頂も経験するなどセカンドライフを満喫する。「好きなことには真直ぐ。後悔したくないからね」と笑顔で話した。
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