重さ3kgのストーンを滑らせるユニカール
人生１００年時代。誰でも気軽にはじめられる生涯スポーツとして、ユニカールがシニア世代を中心に、全国的に注目を集めている。市内唯一のチーム、伊勢原市ユニカールクラブ（大舘正夫会長）を取材した。
ユニカールは、氷上のスポーツ、カーリングの陸上版。１９７９年にスウェーデンで考案された。基本ルールはカーリングとほぼ同じで、より簡単で覚えやすいのが特長。滑りやすい専用カーペットを使い、１チーム３人で交互に重さ３kgのストーンを投げ、約10ｍ先の標的に近づけ点数を競う。１試合６回の合計点で勝敗が決まる。
伊勢原市ユニカールクラブは、創立12年目。男性８人、女性15人の23人が所属し、平均年齢は75歳。毎週金曜日の正午から午後４時ごろまで、行政センター（旧青少年センター）体育館で、練習会を行っているほか、年に３回程度、クラブ内の大会を開き、腕を磨いている。
また、今年度に入り、６月の県大会、７月の東日本大会で、大舘正夫さん、田中美晴さん、高橋秀子さんのチームが、それぞれ準優勝に輝くなど実績を残している。
大舘会長は「いかにストーンを真中に持っていくかを考えながら、頭を使うので飽きないスポーツ。チームワークが必要で、みんなで楽しくプレーしています」と話す。
同クラブでは仲間を募集中。詳細の問合せは大舘会長【電話】０４６３・６８・８１６１へ。
クラブのメンバー
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