タッピング棒を持ちながら話す寺西さん
伊勢原ひかりライオンズクラブ（村松重明会長）は、日本代表パラ水泳コーチの寺西真人さんを講師に迎えた例会を９月24日、こみや料亭で開いた。
寺西さんは、ロンドン２０１２パラリンピック競技大会水泳競技１００ｍ背泳ぎの金メダリスト、秋山里奈さん（名誉市民）のコーチなどを歴任。同クラブが来年の東京パラリンピックに、市内の小学生を招待する事業を準備していることから、メンバーの意識を高め、共有する目的で、寺西さんに講師を依頼した。
寺西さんはこの日、水泳をはじめ、車いすバスケ、車いすラグビーなどパラリンピック競技種目を写真や映像を使いながら説明。視覚障がい者の水泳競技で、ターンやゴールのタイミングを知らせるタッピング棒を持参し、タッパーとしての自身の役割や選手との関わり方などについて話した。
寺西さんはメンバーを前に「子どもたちと観戦に行く場合、選手や競技を知ってから応援した方が盛り上がる。優しい気持ちをパラリンピック競技に向けて頂けたらありがたい」と語った。
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