トークセッションの様子
エリアマネジメントとは、地域における良好な環境や地域の価値を維持向上させるための住民・事業主・地権者などによる主体的な取り組み。
伊勢原市と小田急電鉄（株）、産業能率大学の３者は今年初め、市の魅力を地域全体で盛り上げていくことを目的に「伊勢原駅前エリアマネジメント研究会」を組織。伊勢原の価値や魅力を、市民が見つめ直し、今後理想のまちに近づくためにどのような取り組みが必要かを考えるための１歩として、今回の催しが企画された。
会場では、ＮＰＯ法人イセハライクの阪本純太郎理事長や、大山阿夫利神社の目黒久仁彦権禰宜をゲストに招き、産業能率大学の橋本諭准教授とトークセッションを実施。地域活性化を目指すために、市民有志で立ち上げたＮＰＯの活動や、伊勢原の魅力、大山の歴史などを語りあった。トーク後、参加者同士の意見交換では「市の魅力の伝え方」など、さまざまな意見が上がった。橋本准教授は「限られた市の予算で、これまでのようにまちづくりを市に全て任せるのではなく、地域全体で取り組むことが必要」と話した。また市都市政策課の担当者は「地域で協力しあうことで、何か新しいことができるイメージを持てた」と今後に期待を寄せた。
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