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日向薬師 ライトアップで空間演出 12月14日まで特別展

文化

掲載号:2019年11月29日号

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ライトアップされた宝殿内部
ライトアップされた宝殿内部

 日本三薬師の一つに数えられる日向薬師・宝城坊(内藤京介住職)の宝殿で、12月14日(土)まで特別展覧会が開催されている。文化庁の「日本博プロジェクト」の一環で今回が初開催。国指定重要文化財などがライトアップされているほか、インバウンド(外国人観光客)にも楽しんでもらえるよう、伊勢原市は英語のパンフレットと解説パネルを作成した。

 日本博プロジェクトは、2020東京オリンピック・パラリンピック開催によるインバウンド(外国人観光客)の拡大などを見据え、日本の美や伝統文化の魅力を日本全国を舞台に「日本博」として、世界に発信していく文化庁の事業。

日向薬師とは

 日向薬師・宝城坊は、奈良時代の霊亀2(716)年に、僧・行基により開創。1300年の歴史を持つ古刹で、薬師霊場として信仰されてきた。2016年に保存解体修理を終えた本堂をはじめ、多数の国・県・市の指定文化財を所有。市内に12ある国指定重要文化財のうち8件が同宝殿に収蔵されている。

 今回の展覧会では、宝殿に収蔵されている貴重な仏像群を、ライトアップでさらに魅力を引き立て、神秘的な空間を演出。そのほか市は、日本語と英語を併記した解説パネルを設置し、同様のパンフレットも作成した。また、期間中は市内の歴史ガイドと、英語の通訳が1人ずつ常駐。インバウンドにも対応する。市教育総務課担当者によると、期間中3000人、そのうち300人がインバウンドの来場と見込んでいるという。

 展覧会では宝殿内に収蔵されている、国指定重要文化財の厨子(写真上中央)、木造薬師如来坐像、木造阿弥陀如来坐像、厨子の横に並ぶ木造十二神将立像など8件のほか、県指定重要文化財の獅子頭などが観覧できる。内藤住職は「いつもと違う雰囲気の中で貴重な仏像などを見て頂けるので、この機会に是非足を運んでいただけたら」と話す。

 観覧時間は午前10時から午後4時。拝観料は300円(小学生100円、中高生200円、団体割引あり)。展覧会に関する問合せは市教育総務課文化財係【電話】0463・74・5109へ。

木造阿弥陀如来坐像
木造阿弥陀如来坐像

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