バルーンアーティスト“MIYUKI”として活動する 望月 美幸さん 沼目在住 38歳
皆の笑顔がやりがい
○…細長い風船を使って動物や花、キャラクターなどを作り出すバルーンアート。いせはらシティプロモーション公認サポーターで「JOYバルーン」の代表として市内外のイベントや高齢者施設などで演技を披露する。医療従事者などへの応援や感謝のため、県が文化芸術の動画を募集した事業にこのほど参加。「友人に看護師がいて、私にできることをしたいと思った」と話す。
○…厚木市出身。小中学校を地元で過ごし、高校生の時に伊勢原へ。幼いころから絵を描くのが好きだったため、卒業後は美大への進学を考えていたが高校生活は病との戦い。入退院の繰り返しで進学の夢を諦めなければならなかった。20歳の時に風船店でアルバイトをしたことが風船との出会い。その後、26歳で結婚し女の子を出産。子育ての合間に自宅でできるのではと、独学でバルーンアートを始めた。人前で初めてパフォーマンスをしたのは5年前の子ども会のクリスマス会。「子どもたちが大喜びしてくれた。人に喜んでもらうのが好きで、笑顔を引き出せる仕事をしたかったのでうれしかった」と振り返る。
○…紳士服店で働きながら、バルーンアーティストとして活動する。ほかの人がやらない大きい作品が得意で、180cm超えの作品もあり、30分の演技のために、前日の準備に4時間かける。「一緒に見てくれる大人にも驚いてもらえるパフォーマンスを心掛けている。普通じゃつまらないですからね」。
○…今年からアーティスト活動を本格化させるつもりでいたが、コロナ禍でイベントが軒並み中止になり活動できない状況に。「今は新作の準備中。お世話になった恩返しに、いつか病院でパフォーマンスができればうれしい」と微笑む。
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