伊勢原版 掲載号:2020年9月4日号 エリアトップへ

冊子「江戸時代の伊勢原村の繁栄〜道標から見る人々の往来〜」を作成した 宮崎 武雄さん 上粕屋在住 79歳

掲載号:2020年9月4日号

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溢れる伊勢原「愛」

 ○…伊勢原開村400年を記念して、伊勢原の素晴らしさを改めて市民に知ってもらおうと自費で冊子を作成した。大山詣りに向かうためのルート「大山道」を研究する団体「アド・おおやまみち」を2007年に立ちあげ、代表を務める。「冊子を通じて伊勢原市民はもちろん、他市の方も伊勢原がどのように発展し、今に続いているか知るきっかけになればうれしい」と話す。

 ○…冊子作成のきっかけは、市教育委員会が作成した「伊勢原市内の大山道と道標」。大山道を研究する中でいろいろな場所に道標があることを知り、道標を知ることで伊勢原開村の意義と発展が分かるのではないかと考えた。その結果、江戸と地方をつなぐ重要な道である「矢倉沢往還」が伊勢原の繁栄に大きくかかわってきたこと、伊勢原が観音巡礼の地としても栄えた歴史などを解明。さまざまな文献をもとに、独自の解釈をまとめた。「2年以上かかった。全て手作業でやっと形になった」と微笑む。

 ○…東京都出身。歴史に興味があったため、明治大学文学部歴史科の二部へ進学。東京都の職員として働きながら、歴史を学んだ。25歳で結婚を機に伊勢原へ。妻の実家がこま参道の土産店だったため、休日は店を手伝った。「妻と出会って大山を知った。運命ですね」。最愛の妻はすでに他界したが、妻が生まれ育った大山・伊勢原愛は今もあせることはない。

 ○…歴史好きが高じて、松本城近くの骨董品店で不動明王像を購入。「大山にあったお不動さんだと私は思うんだ」と嬉しそうに語る。常に歴史が頭の中にあり、夢に見るほど。「次は大山や伊勢原に伝わるいろいろな話の真相を探る本を出したい。やりたいことはまだまだありますよ」と元気に語った。

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