任期満了に伴い9月13日告示、20日投開票で行われる伊勢原市長選挙に、新人で元市議の小林京子氏(68)が8月28日、市民文化会館で記者会見を行い、無所属で立候補する意向を明らかにした。同選挙への立候補表明は、現職の高山松太郎氏(70)に続き2人目。(9月1日起稿)
小林氏は日本共産党の推薦を受け、社民党も推薦を検討している。また、政治団体「希望ある伊勢原をつくる市民の会」を立ち上げ、市民団体や個人、政党などが参加する。
会見で小林氏は「教育や福祉が他市に比べ遅れているのを実感している」とし「中学3年生までの小児医療費の無償化や、新型コロナウイルス感染症への対策などが遅すぎる。本気度が感じられない。市長を変えるしかないという思いでいっぱいになった」と立候補の理由を述べた。
最重要課題として新型コロナ対策を挙げ、「国の交付金と市の財政調整基金を使い、医療機関や介護施設など集団感染リスクの高い施設でのPCR検査の実施や、小規模事業者への事業費補助などを行う」とした。
取り組む政策として、中学校給食の自校式実現や国保税の引き下げ、コミュニティバスのサービスの拡充などを掲げる。「現市政は市民の暮らしに寄り添わず、背を向けている」とし、「市を希望のあるまちに変え、生活を守るための施策を実現したい」と話した。
小林氏は1951年、平塚市生まれ。平塚江南高校、聖徳短期大学保育科を卒業。結婚後に伊勢原へ。幼稚園教諭や病院給食調理員などを経て、1999年の伊勢原市議会議員選挙で初当選。市議を4期16年務めた。小稲葉在住。
市選管によると、9月1日時点の選挙人名簿登録者は、8万3849人(男4万2577人・女4万1272人)。
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