任期満了に伴う伊勢原市長選挙は、9月13日(日)告示・20日(日)投開票の日程で行われる。同選挙には、現職の高山松太郎氏(70)と、新人で元市議の小林京子氏(68)の2人が、それぞれ無所属で立候補の意向を示している。=9月9日起稿
2016年の前回は、無投票だった市長選。2012年以来、8年ぶりの選挙戦になる見通し。
高山氏は、今年5月26日に本紙の取材に応じ、3選をめざし立候補する意向を示した。小林氏は8月28日に記者会見し、同選挙に立候補する意向を明らかにした。
8月5日に市役所で行われた、立候補予定者の事前説明会には、両陣営の関係者らが出席。説明会は立候補受付事務を円滑に行うためのもので、説明会に出席しなくても立候補の届出はできる。
現職・高山氏
高山氏は1950年、伊勢原市生まれ。県立平塚農業高校卒。1991年から4期連続で市議会議員を務め、県議会議員を経て2012年の市長選で初当選。現在2期目。白根在住。
新型コロナに伴う経済支援対策を最優先に掲げ、新東名・伊勢原大山インターチェンジ周辺の新たな開発による企業誘致や雇用の創出、健康寿命の延伸などをめざす。
新人・小林氏
小林氏は1951年、平塚市生まれ。聖徳短期大学保育科卒。幼稚園教諭や病院給食調理員などを経て、1999年の伊勢原市市議会議員選挙で初当選。市議を4期16年務めた。小稲葉在住。
新型コロナウイルス対策を最重要課題として挙げ、政策として中学校給食の自校式実現や国保税の引き下げ、コミュニティバスのサービスの拡充などを訴える。
市選挙管理委員会によると、9月1日時点の選挙人名簿登録者数は、8万3849人(男4万2577人・女4万1272人)。現職と新人2人の計3人が立候補した、2012年の市長選の投票率は42・93%だった。
市選管 感染症対策、入念に準備コロナ禍での選挙
9月20日(日)投開票の市長選挙。伊勢原市選挙管理委員会では、コロナ禍での選挙で、念入りに感染症対策の準備を進めている。
投票日に市内27カ所で設けられる投票所の運営では、混雑しないよう入口で調整。受付には飛沫防止スクリーンを設置する。入口に消毒液を用意し、手指の消毒を呼びかける。記載台や鉛筆を定期的に消毒し、希望者には筆記用具(原則、鉛筆)の持参も認める。また、記載台の数を通常より増やし、1つおきに空けて使用する。
14日(月)から市役所3階とイトーヨーカドー伊勢原店に設けられる期日前投票所や、投票日の投票所の混み合う時間帯について、市ホームページで知らせ、時間帯をずらした投票を呼びかける。
市総合運動公園体育館で行われる開票作業では、密集を避けるため開票所従事者を前回(8年前)よりも2割程度削減し、90人体制で実施する予定。投票用紙の上下や表裏を揃える作業を機械化し、作業時間の短縮をめざす。
市選管の担当者は「コロナ禍での選挙ですが、大切な一票です。感染症対策を徹底して行いますので、棄権せずに投票をお願いします」と話す。
問合せは市選挙管理委員会【電話】0463・74・5273へ。
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