所信表明する高山市長
伊勢原市議会10月臨時会が10月14日に開催され、３期目のスタート切った高山松太郎市長が所信表明を行った。
高山市長は冒頭、新型コロナウイルス感染症に対して、国の定額給付金の迅速な支給や７度にわたる補正予算による市の独自支援策などの取り組みを説明。県の休業要請に応じた施設を貸借する事業者に対して支給した「感染症拡大防止協力金」や議員報酬を減額して財源にした「感染症予防対策事業」、プレミアム付商品券の発行など「市民生活各般に細やかに目配りしながら、10億円を超える独自の緊急支援事業に切れ目なく取り組んできた」と話した。さらに「この難局から市民生活を守り、地域経済の立て直しを図るため、今後も国や県の対策を注視しながら必要な支援に取り組む」と話した。
市政に４つのテーマ
３期目の市政運営については「市の財政を健全化する」「市民の生命と健康を守る街づくりをさらに推進する」「地域産業、経済、観光のさらなる活性化を推進する」「子育て世代が住みやすい街づくりをさらに推進する」という４つのテーマを発表。「多くの方から『暮らしたい』『働きたい』『訪れたい』と思われる街づくりを目指します」と話し、職員とともに誠心誠意努力することを誓った。
また臨時会では20年度の一般会計補正予算案など８つの議案の提出と１つの報告が上程され、最終日の10月30日（金）に採決が行われる。
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