新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について、伊勢原市は集団会場と医療機関での2体制で準備していることが、2月12日までに分かった。市は伊勢原市医師会(秋澤孝則会長)との調整を進めている。
ワクチン接種は、新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重傷者の発生をできる限り減らすことなどが目的。接種は国が指示し、都道府県の協力のもと、各市町村が実施する。
伊勢原市では、昨年10月23日に厚生労働省から通知された、ワクチン接種体制確保の依頼をもとに準備を開始。11月には医師会へ伝え、情報共有を図ってきた。また、今年1月21日には、健康づくり課の感染症対策担当の職員を増員。4人体制で準備を進めている。
同課によると、ワクチン接種の優先順位は【1】医療従事者など(実施主体は県)、【2】2021年度中に65歳以上になる人、【3】基礎疾患を有する人、【4】高齢者施設の従事者、【5】60〜64歳の人、【6】「【1】〜【5】」以外の人。厚労省が示すスケジュールによると、【1】が3月中旬から下旬、【2】が3月下旬から4月上旬で、【3】〜【6】については、接種体制の確保目途スケジュールはまだ示されていない。
市では一度に多くの人が接種できる集団会場での集団接種を優先に準備を進めてきたが、医師会からの提案を受けて、いわゆる「かかりつけ医」での個別接種も可能な2体制の構築をめざし、調整を続けている。集団接種会場の設営案として、1カ所は市役所隣りの行政センター体育館があがっている。個別接種ができる医療機関については、市と医師会からそれぞれ依頼文を送り、協力医療機関を募っている。
コールセンター3月に設置へ
市では【2】の65歳以上の市民へ送る接種券の発行準備を進めている。対象は人口の約26%にあたる2万6617人(1月1日時点)。3月中旬の発送をめざす。また、ワクチン接種の予約や質問を受け付けるコールセンターを3月1日(月)に設置予定。市広報やホームページなどで周知する。
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