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高校生ボランティア 夏休みに被災地で活動 向上高生が9年間継続

社会

掲載号:2021年3月5日号

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ボランティアに参加した杉本さん(奥右)、蒲原さん(手前右)、兒玉さん(奥左)、野呂さん(手前左)
ボランティアに参加した杉本さん(奥右)、蒲原さん(手前右)、兒玉さん(奥左)、野呂さん(手前左)

 向上高校(直理賀一校長)は、東日本大震災の直後からなおき会(生徒会)が呼びかけ、市社会福祉協議会の支援などを受け、宮城県気仙沼市を拠点に、陸前高田、大船渡で震災ボランティアを行ってきた。

 これは同校の「心の教育」の一環。同校では互いに人間として助け合い、人を思いやる豊かな心の育成を目指して校内や地域で奉仕活動を行っていて、阪神淡路大震災や新潟県中越地震などの被災地でボランティアを行ってきたほか、地元ではチャリティーコンサートや障害者施設の訪問などを行っている。

 東日本大震災発災後の5月、同校教員が現地へ赴き現状を視察。学校に戻り生徒にボランティアへの参加を募集し、8月から活動を開始した。そこから毎年夏休みにボランティアに出かけ、2013年と14年には春休みにも活動した。活動から3年ほどは、重機が入れない場所が多かったことから、人の手が必要な場所で、がれきや泥の撤去などに従事。その後は仮設住宅の周囲や畑などの除草作業を行ってきた。

 現地で生徒は作業のほか、仮設住宅の高齢者や障害者施設の利用者などの話し相手になったほか、現地の高校生とも交流。今後の防災対策などについてグループワークを行った。また、宿泊先のホテルなどでゲストスピーカーを招き、基調講演なども実施。現地の人たちから復興の様子や津波の話を聞いた。

現地の人と会話「涙出た」

 放送部員で1、2年生の時にボランティアに参加した、杉本梨華さん、蒲原夏花さん、野呂茜さん、兒玉華音さんは、部の先輩に勧められて参加。「当たり前の日常が実は当たり前じゃないことを知り、地元の人の話を聞き涙が出た。海岸が石だらけで遊べない状況を見て、地震や津波の怖さや、津波の影響の大きさをあらためて知った」などと体験を語った。

 ボランティアでの体験は、毎年夏休み明けの始業式に、スライドなどを交えて全校生徒に報告。防災意識の啓発に役立ててきた。同校の水谷正公教頭によると、活動は2019年を最後に一区切りし、これまで培った経験を、今後の伊勢原など地元の防災や減災に生かしていくという。

海岸で石を除去する生徒(提供写真)
海岸で石を除去する生徒(提供写真)

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