市内大山の「松鈴庵」と「夢心亭」で4月3日、相模里神楽・垣澤社中が桜をモチーフにした「お座敷神楽」を初めて開催した。この日は写真愛好家らが集い、撮影会を実施。座敷で舞う神楽の幻想的なシーンを写真に収めた。
相模里神楽は、厚木市の無形民俗文化財に指定されている。本来、神社の祭礼でしか行わない神楽舞を、料理店の座敷で行うのは初めての試みという。
当日は松鈴庵と夢心亭で、桜を題材にした『羽衣』と『湯谷』の演目をそれぞれ披露。料亭の店主、相原秀樹さんの謡(うたい)に乗せ、同社中の次期家元、垣澤瑞貴さんが舞った。
撮影会には厚木市を拠点に活動する、フォト倶楽部写悠研のメンバー13人が参加。講師の馬場邦夫さんの手ほどきを受けながら、参加者は思い思いのカットを撮影した。同倶楽部の上本孝則会長は「普段は植物や風景を撮る機会が多いので、神に捧げる舞を撮影することができてとても感動しました」と話した。相原さんは「お座敷神楽が大山の新しい目玉になれば」と期待を寄せた。
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