女子バレーボール部のメンバー
伊勢原高校の女子バレーボール部、弓道部、ライフル射撃部が、このほど県内各地で行われた県予選会で好成績を収めた。これにより６月４日（金）から、同校女子バレーボール部は茨城県内で、弓道部が群馬県内で、ライフル射撃部が茨城県内で始まる、それぞれの関東大会への出場権を手にした。
女子バレーボール部
女子バレーボール部は５月８日、９日に行われた県予選で準優勝し関東大会への出場を決めた。各地区予選を突破した60校によって競われた県予選。試合は３セットマッチで、同部はシードで出場し、２回戦の光明相模原、３回戦の秦野総合をいずれもストレートで下し８強入りし関東出場を決めた。
準決勝の相手となった大和南もストレートで下し、迎えた川崎市立橘との決勝戦。同部は、ここまでの勢いのまま試合に臨んだものの、ミスから失点を重ね、ストレートで敗れ、準優勝となった。
チームキャプテンの山本ひまわりさん(３年）は「予選では一人ひとりの良いところが出せなかった。関東までに練習で個々の意識を変えて、優勝をめざしたい」と意気込みを語った。
ゲームキャプテンの増田菜奈子さん（同）は「決勝では伊勢原らしい繫ぐバレーが出し切れなかったので、関東ではレベルの高い相手に立ち向かっていきたい」とし、マネージャーの石井虹海（ななみ）さん（同）は「関東では伊勢原らしいバレーができるように今年のテーマである『質実剛健』で臨みたい」と話した。
弓道部
厚木東高校で５月３日に開催された県予選。同校から男子団体の部に出場したのは本橋明日真（あすま）さん（３年）、直江真輝（まさき）さん（同）、三井大和（やまと）さん（２年）。県内から65校、４３０人が参加。直径36cm、距離28ｍ先の的に、１人４本の矢を放ち、規定数が的に当たることで競われた同大会。３人は３回の試技で計21本が的中。２位のチームに１本差で惜しくも３位で、関東出場を決めた。
本橋さんは「関東までの残された時間で調整して本番に臨みたい」、直江さんは「県予選ではチームに貢献できなかったので関東では活躍したい」と意気込む。部長の三井さんは「３年生は最後の大会なので、少しでも長く残れるよう頑張りたい。優勝して伊勢原が強い学校であると広めたい」と意気込みを語る。サブメンバーに選ばれた二見晴空（せいあ）さん(３年）は「全力でチームをサポートしたい」と話す。
ライフル射撃部
伊勢原射撃場で５月８日９日に行われた県予選会。ビームライフル個人男子の部で重田智輝さん（3年）、高橋悠太さん（同）、女子の部で川辺美和さん（２年）、石井椿香（はるか）さん（同）が揃って関東大会への出場を決めた。
４人が出場したビームライフル部門は、45分の制限時間内に60発を的に当て、その合計点で競う競技。男子の部には64人が出場し、重田さんは６０４・２点で優勝。高橋さんは５９３・７点で６位に。女子の部には51人が出場。川辺さんは６１６・１点で３位、石井さんが６０９・４点で６位になった。
重田さんは「優勝するとは思っていなかったのでうれしい。関東では６１０点以上出して上位をめざす」。高橋さんは「緊張していつも通りの力が出せなかった。関東では自己ベストの６０４点を超えたい」と意気込む。川辺さんは「県予選はゾーンに入り調子が良かった。関東では自己ベストの６２１・４点を更新し優勝したい」とし、石井さんは「６１０点以上めざし、上位入賞をねらいたい」と意気込みを見せた。
左から二見さん、本橋さん、直江さん、三井さん
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左から重田さん、石井さん、川辺さん、高橋さん
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