伊勢原高校ライフル射撃部の川辺美和さん(2年)と石井椿香さん(同)が、6月13日に伊勢原射撃場で行われた全国高等学校ライフル射撃競技選手権大会県予選に出場。女子ビームライフルの部で好成績を収め、創部以来初の女子で全国大会への出場を決めた。
45分間の持ち時間の中で10m先の的をめがけ60発撃ち、その合計点で競われる同種目。県内から55人が出場した。真ん中の最高点はシャープペンシルの芯の直径とほぼ同じだという。
川辺美和さん
同部の部長を務める川辺さんは、県予選で616・3点を記録。3位になり、全国大会への出場権を手にした。
全国大会に向け「緊張しても自分のパフォーマンスに妥協せず臨みたい。これまで競い合った仲間や、他校の選手に恥じないように頑張りたい。優勝をめざします」と意気込みを語る。
将来猟師になりたいという夢に近づくため、同校に入学し、同部に入部したという川辺さん。「ライバルやほかの選手と競い合うのが楽しい。競技は個人だが、周りの人の力を借りて互いに助け合うところが良いところ」と魅力を語る。
石井椿香さん
川辺さんが「自身のライバル」と称える石井さん。県予選では自己ベストを更新する616・1点を記録。4位になり全国行きの切符を手にした。「緊張や不安はあるが、全国ではいつも通りの射撃ができるようがんばりたい。次は川辺に勝ちたい」と力強く語った。
中学では美術部だったという石井さん。高校に入学して部の存在を知り、「カッコいい」と入部した。「高得点がでると達成感があり、爽快。経験がなくてもだれでも始められるのが魅力」と話す。
2人は7月26日、全国大会への出場を高山松太郎伊勢原市長に報告するため、市役所を表敬訪問。高山市長は「将来、五輪に出場できるようがんばって」などとエールを送った。
全国大会は8月8日(日)から11日(水)まで広島県内で行われ、2人は8日に同種目で出場する。
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