伊勢原トレセンU―11の監督を務める 岡西 雄哉さん 23歳
子どもの成長が喜び
○…伊勢原市内の少年サッカーチームから選ばれた小学5年生と6年生のチーム、伊勢原トレセン。このほど行われた5年生の大会、「コパベルマーレ」で指揮を取り、監督就任３カ月でチームを初優勝に導いた。「練習時間が少ない中で、球際の強化など繰り返し練習してきた。選手を褒めてあげたい」と子どもたちを称える。
○…厚木市出身。幼稚園年長の時に、テレビで日本代表の試合を見てサッカーチームに入った。小・中・高校とサッカーを続け、将来も携わりたいと、横浜ＹＭＣＡスポーツ専門学校へ。サッカーコーチコースを選択した。専門学校の実習先の幼稚園で園児と接し、子どもの指導に魅力を感じた。「成長の瞬間に立ち会えることが嬉しい」と目を細める。卒業後は、伊勢原スイミングクラブなどを運営する（株）ソーケンに入社。サッカーチーム「ＳＦＡＴ ＩＳＥＨＡＲＡ ＳＣ」の４・５年生チームの監督などを務めるほか、伊勢原立正幼稚園で園児に体操指導を行っている。
○…トレセンではＵ-11前監督の元で昨年１年間アシスタントコーチを務めた。そして今年４月、指導者へのステップアップになればと、Ｕ-11の監督を志願した。「指導者として目標にしているのはＳＦＡＴ代表の川嶋正人さん。行動力があり、尊敬している」と目を輝かせる。
○…休日もＳＦＡＴの社会人チームに参加するなど、サッカーがライフワーク。「サッカーと出会えて良かった。一つの目標に向かって皆で努力し、達成した時の喜びは何ものにも代えがたい」。次の目標は監督を務めるチームの県大会優勝。「子どもの色々な発想や個性を引き出せるように、自分自身もっと成長していきたい」。厚木市在住。
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