ウォークイベント「大山の門前町」を企画し、実施責任者を務める 原 靖夫さん 沼目在住 76歳
「知りたい」が尽きない
○…伊勢原と周辺の文化財など、歩きながら歴史を解説する催しを行っている雨岳ガイドの会。10月16日(土)のウォークイベントでは「先導師旅館や、浮世絵にも描かれた良弁滝など、大山の門前町を歩くコース。江戸時代へタイムスリップできます」と力が入る。
○…新潟市出身。農家の家に生まれ、田園地帯で育った。地元の高校を卒業し、自動車会社への就職を機に会社の寮があった平塚へ。開発部門に携わり、26歳で結婚して伊勢原に新居を構えた。「自動車が好きだったので夢がかなったことになる。開発部署だったため、いろいろな車に試乗できたのが懐かしい」と振り返る。
○…ガイドの会への入会は、定年後に何かを始めようと考えていた時に、市の歴史解説アドバイザー講座の募集を見て参加したのがきっかけ。現在は副会長を務める。「現役の頃は、地域のことを何も知らず、いろいろな人との関わりも持ちたいと思って」と話す。特に歴史好きではなかったが、入会して雨岳文庫や大山の歴史などを学ぶにつれ、「知らないことが多すぎて、もっと知りたいと思うようになった。知りたいという思いは尽きないし、きりがない」と笑う。ガイドの際は、カラー写真など「小道具」を駆使し、参加者がイメージしやすいように気を配る。「参加者が楽しんでくれるのが一番。喜んでもらえた時が嬉しいし、やりがいを感じる」と話す。
○…ウォークイベントには毎回40人ほどが参加。リピーターも多く、そうした参加者を満足させるためにも新しいコース企画が課題だという。「貴重な文化遺産など伊勢原の魅力を多くの方に知ってもらい、楽しんでもらえるような企画を考えていきたい」と意気込みを語る。
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