伊勢原素人落語大会実行委員会の会長を務める 旗川 英明さん 田中在住 66歳
伊勢原に活力取り戻す
○…アマチュア落語家が古典落語を競い合う「伊勢原素人落語大会〜大山詣りのまちで〜」。大山詣りが落語の演目になっていることから、市民らが実行委員会を組織し大会を主催。初開催の同大会で実行委員会の会長に推薦された。「道灌まつりが2年連続で中止になるなど、皆がストレスを抱えている中、落語がまちおこしの起爆剤になるのではないか」と自信をのぞかせる。
○…伊勢原生まれ、伊勢原育ち。小学校4、5年の頃に漫才ブームが起き、テレビで寄席番組を観て、落語好きに。学校でクラスメイトに、見よう見まねで覚えた落語を披露したこともあった。青山学院大学へ進学し、偶然見かけた落語研究会の寄席を見て、入会。先輩が麻雀をしながら付けてくれた高座名は「上り家ちゃん太」。一から落語を学び3、4年生次に才能が開花。学園祭の司会、テレビ番組への出演など多方面で活躍していた。「同級生にサザンオールスターズの桑田さんがいるが、もし会う機会があったら、『大学3、4年の時は自分の方が有名だったよ』と言いたい」と笑顔で話す。
○…大学卒業後は、社会勉強のため5年間一般企業に就職。家業の果樹農家へ就農後は、伊勢原青年会議所やJA青年部で活躍。2015年から一昨年までは、JAいせはらの代表理事組合長を務めるなど、地域の活性化に積極的に取り組んできた。「家業に戻った時から、地域のために役に立つことをしたいと考えていた」と語る。
○…家族を除き、人前で落語を披露する機会は大学時代以来ない。「伊勢原に活力を取り戻すための大会。皆さんに気軽に落語という伝統文化に触れて頂き、楽しい一日を過ごしてもらえれば。私は出ませんよ」とオチをつけた。
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