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伊勢原市西富岡 休耕田が菜の花畑に 地元児童がSDGs学ぶ

教育

掲載号:2022年4月29日号

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菜の花の観察をする児童
菜の花の観察をする児童

 西富岡の農地(伊勢原市西富岡25の1)で4月18日、地域の酪農家と伊勢原市立高部屋小学校の6年生が総合学習の一環で「耕作放棄地を花畑に変えるプロジェクト」を実施した。耕作放棄地の有効活用が目的で、地元酪農家が酪農業への理解を深めてもらおうと昨年初めて計画した。

 効率的に農地を整備・耕作できる大型機械を持つ酪農家は、人手不足などにより耕作できない農地の所有者から、農地の保全や耕作の継続について依頼を受けることがあるという。

 今回のプロジェクトは、そうした事業の一環で昨年4月、西富岡の農地所有者から地域の酪農家で「いせはら地ミルク」を手掛ける「伊勢原産牛乳プロジェクト」のリーダーである、荒井新吾さんに声がかかった。

 依頼を受けた荒井さんは、地元の人々に酪農業への理解を深めてもらうとともに、景観を楽しんでもらおうと、自身がリーダーを務める牛乳プロジェクトの取り組みの一環として、農地を花畑にしようと計画。その活動を「地域の人々と共有できれば」との思いから、高部屋小学校に連携を働きかけた。

 昨年11月に同校の5年生の児童を対象に、酪農業に関心をもってもらうための特別授業を行うとともに、整備した農地に児童らと菜の花の種まきを実施した。

 この日は菜の花が開花したことから、当時5年生だった67人が、総合学習の授業の一環として、SDGsの「住み続けられるまちづくりを」などの学習として、花の観察と花摘みを実施。参加した児童は「自分の身長(約140cm)より大きく育っていて驚いた」。「花がきれいで、少し地域に貢献できてうれしかった。これからもSDGsに親しんでいきたい」などと話した。

 荒井さんは「近年は牧草の値段が上昇している。将来的には牧草などを栽培する場所にすることも考えているが、子どもたちのためになるなら、菜の花プロジェクトを継続していきたい」と話していた。

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