県高等学校総合体育大会ライフル射撃競技兼全国高等学校ライフル射撃競技選手権県予選(インターハイ予選)が6月11、12日に伊勢原射撃場で行われ、ビームライフル女子個人の部で伊勢原高校ライフル射撃部の石井椿香さん(3年)が2位、吉永祐香さん(同)が5位で、7月28日(木)から広島県内で開催される全国大会への出場権を手にした。
ビームライフル種目は、10m先に設置された的に45分間で合計60発を撃つ競技。1発ごとに的の中心からの距離に合わせて得点が付与され、合計点で勝敗を決める。
同部の石井さんは、622・2点で惜しくも2位で全国大会への出場権を手にした。「優勝を狙っていたのでくやしい。安定した射撃ができなかったのが残念。全国大会には去年も出場しているので会場の空気感など経験済み。頂点をめざしてがんばりたい」と意気込む。
608・7点の5位で全国出場を決めた吉永さんは「初の全国大会出場なのでうれしい。出られなかった仲間のためにも全国ではベストを尽くしたい」と冷静に語る。
まなびや基金で寄付募集
県は、県立学校などの教育環境整備の推進に多額の財源が必要となることから、「神奈川県まなびや基金」を2009年度に創設した。同部は2016年の創部以来、関東大会や全国大会にも出場。先月の関東大会でも準優勝するなど部員の士気は高い。しかし銃や的、競技用のコートなど高額で容易に購入できないことから、今年4月に事業に参加。来年3月31日までに130万円を募集し、備品一式の購入に充てたい考えだ。
顧問の斉藤芙由未教諭によれば同部の所有する設備は、部員25人に対して銃が4本、的が3つ。コートも旧式で公式戦には使えず、試合の際は他校から借用しているという。「皆、もっと上手くなりたいという気持ちが強い。がんばって結果を残している選手たちのためにも協力をお願いしたい」と呼びかける。寄付は県ホームページの「神奈川県まなびや基金」から申し込みができる。
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