伊勢原市消防本部は8月25日、ごみ収集時に家の中で意識・呼吸のない80代女性を発見し、迅速な救命措置を行ったとして、市環境美化センターの越地裕二さん(53)と岸孝行さん(60)に感謝状を贈呈した。
同センターでは自らごみを持ち出すことが困難な高齢者などを対象に家庭ごみを個別に収集する「ふれあい収集」を実施しており、高齢者の負担軽減や安否確認などを行っている。
同本部によると7月28日の午前9時30分ころ、越地さんと岸さんが女性宅を訪問。その日はインターホンに応答もなく、異変を感じて内部を確認すると、勝手口の扉のそばで倒れている女性を発見。消防に通報し、胸骨圧迫をしながら救急車の到着を待ったが、搬送後に死亡が確認された。
和田健一郎消防長は「残念ながらお亡くなりなったが、ただ待つだけでなく、救急隊が着く前に心肺蘇生を行ってくれたことは大変ありがたい」と感謝を述べた。
岸さんは「消防の講習で心構えはできていたつもりだが、週1回の収集では限界がある。身内や周囲の方が少しでも気に留めてもらえれば」と語り、越地さんは「最も大切なのは地域のコミュニティ。その一環としてふれあい収集が入ればよいかなと思う」と話した。
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