市内最大級の親睦団体、楽天会(芳賀武会長)の第42回定時総会が7月27日、東大竹の和膳照國で開かれた。
当日は会員をはじめ、高山松太郎伊勢原市長、渡辺紀之県議が来賓として出席。冒頭であいさつに立った芳賀会長は「昨年創立45周年を迎えられたのも諸先輩方と皆様が築き上げてこられた親睦と絆のおかげ」と昨年の活動を振り返るとともに、「今後も50年、60年と続けるために皆様の貴重な意見をいただき、一体感ある運営ができるよう創意工夫しながら取り組む」と力強く語った。
高山市長は同会の日ごろの活動に感謝を述べ「コロナも明け、各地で夏祭りが開催されている。地域が盛り上がることが伊勢原の活性化につながる。引き続き伊勢原のまちづくりへのご協力をいただきたい」と述べた。渡辺県議は「歴代の方たちが受け継ぎ、守ってきた伝統が組織の大きな力となっている。歴史、経営や経済、政治を知る皆様のご指導を受け、県政に取り組んでいきたい」と話した。
総会では、2023年度の事業報告や収支決算をはじめ、24年度の事業計画案、収支予算案、役員改選など6議案が上程され、すべて拍手多数で承認された。
また、この日は介護老人保健施設ほほえみの丘の小俣純一施設次長を招いた講演や米寿会員の祝い、能登地震で実家が被災した東井重和会員の父親で千代田工業会長の東井克夫氏に穴水町への支援金が託された。東井会長は「多くの方に温かい言葉をいただき、仲間のありがたさを痛感した。現地へお届けさせていただく」と感謝を述べた。
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