伊勢原市は総合運動公園の施設の経年劣化をはじめ、人口減少や少子高齢化、市民ニーズの多様化などから公園の再整備を計画。2021年度からの供用開始を目指す再生修復方針案がこのほど確定した。
総合運動公園は1988年に供用を開始。以来29年が経過し施設の経年劣化などが指摘されてきた。さらに人口減少や少子高齢化・市民ニーズの多様化などにより公園の役割も変化。こうした状況に対応するため市は、公園再生修復に係る基本方針や配置計画などを検討する市総合運動公園再生修復方針検討委員会を発足させた。同会は自治会代表やパークマネジメントの専門家、施設の市民利用全般に識見を有する人たちで構成され、昨年12月から3回にわたり委員会を実施。市が示した再生修復方針案を検討しこのほど確定させた。
方針案は、公園が市のスポーツ拠点として市を代表する競技や大会の場であり同時に市民が集う交流空間でもあることから、これまでの機能を保持しつつ課題を解決させ、公園資源の再評価を踏まえて委員会や市民の声を受け作成された。
複合遊具など新設
方針案によると大きく変わるのが芝生広場と展望広場。既存の広場を造成して拡大し、広々とした遊びの丘を形成する。「冒険遊びゾーン」「空と大地のゾーン」に別れ、複合遊具やロングスライダーのほかロープや壁を登る遊びなどアクティブな要素を拡大する。
また幼児が安全で安心して遊べるような空間も確保。既存の遊具を移設するなど安全性の高い遊具をコンパクトにした親子広場も設けられる。
そのほか中央広場の噴水・壁泉広場を改修。中央に水のスクエアを配し、夏場に水遊びができる空間にする。自由広場はサッカーやグラウンドゴルフ場としての役割が求められることから、現況のグラウンドとしての形態を継続しつつ、ランニング専用コースの整備などが計画されている。
また駐車場は常設5カ所を整備。現況の801台から100台程度の拡大が計画されている。
市みどり公園課によると、再生修復事業費の総額は2020年までの3年間で約2憶円を見込んでいる。今年度中に実施設計を行い、6月をめどにパブリックコメントを実施。市民からの意見などを反映させ、再生修復方針を確定させていくという。
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