6月28日まで市立図書館ミニギャラリーで写真と詩のコラボ展を開催している 早川 綾香さん 上粕屋在住 70歳
好きなことを自分らしく
○…「いつもテーマは設けていない。自分の感じたままを、いいと感じた瞬間を撮り、その時感じた思いを詩に表現している。自己満足に共感してくれたらうれしい」。6月28日まで市立図書館で「第5回綾香の写真と詩のコラボ展」を開催。伊勢原をはじめ、独自の目線で切り取った日本各地の風景15点と自作の詩を合わせて展示している。
〇…岡山県生まれ。「人の役に立つ仕事がしたい」と看護師を目指し大阪の看護学校へ。卒業後看護職に就き、今も現役だ。「看護師はやりがいがある仕事。人と関わるのが好きだったから」と微笑む。仕事以外にも障害者施設や、いせはら芸術花火大会などボランティアにも精力的に参加する。「相手が喜んでくれると、自分が生きていて良かったと感じる」と話す。
〇…写真を本格的に撮り出したのは伊勢原に移り住んだ20年前から。「近所を散歩していたらどうしても景色を撮りたくなった。伊勢原は自然豊かでいい場所」。幼少期に父親のライカで遊び、友人からもニコンのカメラをプレゼントされるなどカメラとは縁を感じるという。作品は風景がほとんど。その理由を「自然はその瞬間しかないところが魅力。だからいつも出掛ける時はカメラを持って行く」。高校時代から書いている詩も何気なく始めたもの。コラボ展にしたのは、写真と一緒の方がより撮影時の思いが表現できると思ったから。写真を見返すとその時の感情が詩になって頭に浮かんでくるという。
〇…友人の勧めで4年前に初めて個展を開いた。「やりたいことを好きなようにやっているだけ。誰でも一歩踏み出せば大きなこと(個展)ができると分かった」と微笑む。夢は作品を本にすること。今後も感じたものを大事に、自分らしさを追求していく。
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