11月20日、21日に行われる伊勢原ちょい呑みフェスティバルの実行委員長を務める 熊坂 紀世人（きよひと）さん 産業能率大学3年 20歳
まずは自分から行動
○…地域経済の活性化を目指して産業能率大学の学生有志が実行委員会を組織し、地元飲食店と協力して開催するハシゴ酒イベント「伊勢原ちょい呑みフェスティバル」。７回目の今回は34店舗が参加する。「前回より委員が増えたので昨年より盛り上げようと『さらに上へ』をテーマに準備を進めてきました」と笑顔で話す。
○…愛川町出身。中学卒業後大船に転居した。中学３年間ソフトテニス部に所属したが高校では軽音楽部に。「ベースを探していた友人に誘われてメンバーに入りました。音楽は好きだったので必死で練習しましたね」とはにかむ。文化祭で演奏した時の高揚感が忘れられず大学でも音楽サークルに所属。瑞木祭でもステージに立つ。「皆で盛り上がる楽しさを味わえました」と微笑む。
○…家の負担を減らしたくて就職を考えていたが、母の勧めで進学へ。学生一人一人へのサポート体制がしっかりしている同大に決めた。２年の時「まちおこしに関われて楽しそう」と今のゼミを選んだ。３年になり実行委員長に。それまで縁がなかった人たちと接することで、自身の成長を実感した。「将来は直接人と関わる仕事がしたいと思うようになりました」と目を輝かせる。当初、委員長としてどう指示したらよいか悩んでいたが、自身が一生懸命に行動することで周りがついてきてくれるようになり「『まずは自分から』に気が付きました」と目を細める。
○…休日は自宅でのんびり過ごすより、友人や仲間と食べ歩きやライブ、カラオケなどに出かけることが多い。「伊勢原の店はどこも美味しく、皆良い人たちばかり。ちょい呑みを機に多くの人に地元の店を知ってもらいたい。街を元気にするため少しでも役に立てば」と笑顔で話した。
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