今年5月に創立90周年を迎えた神奈川県立伊勢原高等学校(広瀬邦彦校長/全日・定時合わせて933人)。11月22日(木)には、在校生と招待者による記念式典を伊勢原市民文化会館で開催する。
『自立と友愛』を校訓とする伊勢原高等学校は、1928(昭和3)年に比々多村の飯塚源太氏が私財を投じて大福寺内に開校した「私立伊勢原実科女学校」が前身となる。同校は翌29(昭和4)年に伊勢原町に、49(昭和24)年に神奈川県に移管され、現在の伊勢原高等学校となった。
これまでに約2万人を超える卒業生を送り出しており、地元からの進学者も多い。今年で還暦を迎えた同校の卒業生らに話を聞くと親子で同校という方も多く、「当時とは学校の周りも変わってしまった。楽しい思いでばかり、今の学生も勉強や部活、友人づくりに頑張ってほしい」と話す。
式典には高山松太郎市長をはじめ、県教育委員会から来賓が出席する予定。100年の大きな節目に向かって新たな出発を誓う。
広瀬校長は「生徒たちは『勉強も学校行事も部活動も100%』で充実した高校生活を送っています。人との繋がりを大切に100周年に向けて伊勢原高校を築いていきたい」と話す。
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