子どもたちがナイフを使って竹細工に挑戦する講座が「ドリームプレイウッズ」(深谷中)で開かれた。
この日は市内の小学生22人が参加。ナイフと紙やすりで天然の竹を削り、箸や竹とんぼを製作した。最初はナイフをうまく使いこなせず苦戦する姿も見られたが、徐々にコツをつかみ、2時間ほどでオリジナルの竹細工を仕上げた。
指導員が竹とんぼの羽部分の仕上げに火で炙って目の前で曲げる瞬間を見ると、子ども達は「すごい」と目を輝かせていた。
完成した箸を手に、参加した1年生の児童は「家でこれから自分で使う」と話していた。一緒に参加した保護者は「家ではこんな自然体験を教えられないので嬉しい。今日はすごくいい顔をしている。これから鉛筆なども自分で削ったりできるようになれたら」と話していた。