綾瀬市は7月にドイツで開催されたサッカー女子ワールドカップ(W杯)で優勝した「なでしこJAPAN」メンバーで市内在住の宇津木瑠美選手(22歳)に「綾瀬市長スポーツ功労賞」を贈り、8月11日に市役所で贈呈式が行われた。
平成14年から綾瀬市に住み、「日テレ・ベレーザ」や「U─16日本ユース選抜」などで活躍する青春時代を過ごしてきた宇津木選手。W杯ではグループBのメキシコ戦、準々決勝のドイツ戦の2試合にMFとして途中出場し、勝利に貢献した。贈呈式で笠間城治郎市長が「優勝おめでとうございます。市民に夢と希望を与えてくれてありがとうございました」と声をかけると、宇津木選手は「このような賞を戴きありがとうございます。今後もオリンピックに向け頑張っていきたい」と抱負を話した。
市からは表彰状・トロフィー・副賞などが贈られ、市のバナー(ペナント)が手渡されると宇津木選手は「嬉しい」と顔をほころばせていた。市役所1階には宇津木選手が市へ贈ったサイン入りのボールやシャツなどが飾られている。
現在はフランスの「モンペリエHSC」に所属し、メンバーとして召集されているロンドンオリンピックアジア最終予選に向け合宿などに励む。初戦のタイ戦は9月1日に中国で行われる。宇津木選手は「日本の女性は世界でも辛抱強いと言われている。オリンピックでも結果を出したい」と力強く話した。
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