乳児に絵本の読み聞かせをすることで親子の愛情や豊かな心を育む「ブックスタート」事業が始まり、9月の4〜5カ月児健診で配布が始まった。
この事業は今年4月2日以降に生まれた乳児とその保護者が対象。毎月2回行われている4〜5カ月児健診で、絵本1冊と図書館利用案内、乳児向け絵本のブックリストを入れたコットンバッグの「ブックスタートパック」を配布する。絵本は4冊の中から保護者が1冊選ぶことができ、読み聞かせの方法など簡単な説明を受ける。市では毎月70人程度の配布を見込んでおり、9月20日現在、35人がパックを受け取っている。担当の市生涯学習課では「読み聞かせでの赤ちゃんの反応もよく、お母さん方にも好評。これからも続けたい」としている。