保育園で敬老会 近隣住民ら75人が参加
おとぎ保育園(市内早川・森下茉玖江園長)の園児と小園・早川地区の高齢者が交流する「敬老会」が19日に同園で開かれた=写真。
この催しは近隣の高齢者同士の親睦や園児との交流に、同園が創立した時から毎年企画されている恒例行事。今年は75人が参加した。
園児たちは開会前から保育園の玄関で来場者を待ち、迎えるとお遊戯室まで手を引いてエスコートし、抹茶も振舞った。園児たちのソーラン節やお遊戯で会が始まると大きな拍手が送られ、乾杯の一声で参加者は親睦を深めた。
会には笠間城治郎市長も参加し、「市内には100歳以上の方が15人いる。皆様にも長生きして、人生を楽しんでもらいたい」と話した。参加した赤染輝野(てるの)さんは「普段幼い子どもと接する機会も少ないのですごく素晴らしかった。一生懸命にお遊戯する姿は勇気や元気をもらえました」と話していた。