県央地区の小・中学生を対象に開かれた第28回「緑の書道コンクール」で、綾西小学校３年生の石井千尋さんと綾南小学校５年生の平出明日美さんが、それぞれ４０００点以上ある作品中１点の金賞に選ばれた。
同コンクールは小学校３・４年生の部、５・６年生の部、中学生の部で行われ、小学生の部は金賞１点、銀賞４点、銅賞７点と佳作38点が選ばれる。今年度は３・４年生の部に４１６６点、５・６年生の部では４８６８点の応募があった。
「みどり」の課題に挑戦した石井さんは友人の母が書道教師をしていたことから今春まで書道サークルに通っていた。好奇心旺盛で水泳やバレエ、英語など自発的に習い事に通い、合間の時間は10分でも友だちと外で遊んでいる。書は黙々と何枚も書き、仕上げた候補の中から周囲の意見に左右されず、自分の気に入った作品を応募した。今回の受賞に「嬉しい」と話す。
一方平出さんは３年生の頃、習字の授業が始まったことを機に書道を習い始めた。今年７月に行われた通っている書道教室の全国選抜大会でも最優秀賞を受賞している。ピアノやバレエ、英語なども習い、好きな科目は音楽。金賞を受賞し「『緑のまち』は緑を大切にしたいと思って書きました。これからも気持ちを込めた字を書けるよう頑張りたい」と話していた。
２人の作品を含む同コンクールの入選作品は巡回展示されており、12月19日（月）から22日（木）までは座間市役所１階の市民サロンに展示されている。綾瀬市内では２月３日（金）から９日（木）まで市役所１階で展示される予定。
問合せは県政総合センター【電話】０４６（２２４）１１１１（内線２２３３）まで。
