正月飾りや書き初めなどを持ち寄って焼く「どんど焼き」が1月8日頃から市内各地で行われている。
中村地区5区自治会では8日(日)に行われ=写真=、同地区の親子ら約300人が参加した。薪と一緒に並べたしめ飾りなどを燃やし、枝につけた3色の団子を焼いて食べ、会場では豚汁やお菓子なども振舞われた。子どもたちは「焼けた、焼けた」などと話し、日本古来の風習を楽しんでいた。
「どんど焼き」は地方によって「左義長」や「鬼火焼き」などと呼ばれ、1月上旬に、日本全国で行われている伝統風習。この火で焼いた団子を食べ、五穀豊穣や無病息災、家内安全を祈願する。また、書き初めを焼いた際に炎が高く燃え上がると、字が上達するとも言われている。